top of page

大学応援団フェスタ2023

去る2023年9月16日(土)に国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟大ホールにて行われた、大学応援団フェスタ2023に出演いたしました。


このイベントは大学応援団の無形文化財登録に向けて、これまで各団体が守り継承してきた演舞の価値を認知してもらうために2018年から始まったものです。

大東文化大学全學應援團はフェスタ開始当初から連続で出演している大学のひとつです。


イベントは各団体の演技発表、合同チアリーディングステージ、全国の応援団の活動紹介、無形文化財登録に向けた進捗報告、応援メドレー(後述)という盛りだくさんの内容で進行しました。



大東文化大学の演技発表では、メドレーBB、応援歌第三、マーチ我らが大東・若人の集いを披露しました。



メドレーBBは野球応援で多く演奏され、BBはベースボールの略なんだそう。

グロリアスマーチ、宝島、マーチ大東と共に、東へ西へのメドレーになっており、途中には当団も一緒に拳を突き上げるDBUCコールもあります。


応援歌第三は全學應援團の創立10周年を記念して作成されたもので、速いテンポと闘志漲る歌詞が選手や応援する者に力を与えてくれます。


マーチ我らが大東・若人の集い(通称われわこ)は、平成2年に箱根駅伝の二連覇を祈念して作成され、二連覇を果たしてから現在に至るまで勝利を支えてきました。


↑終了後、楽屋にて



応援団フェスタ最後を飾るのは、各団体の応援曲メドレーです。

各団体の有志60名が15団体の応援曲を演奏、応援団が演舞を披露していくというものです。


事前に2日ほどメドレーに参加する各団体のメンバーで集まって合奏を行っていました。


難しい曲もいくつかあったので、当団から参加した8人で時間を見つけては合わせたり譜読みを入念に行ったりなど気合いが入っていました。


本番では60名強から成る合同ブラスバンドの迫力のある演奏、観客席からの大きな手拍子、応援団の気合の入った声、チアリーダーの華やかな演技が繰り広げられました。


曲よってはブラス参加者も掛け声に参加し、文字通り会場全体が一体となってメドレーを盛り上げました。

演奏者として参加していた私は、盛り上がりすぎて壇上が揺れているのをしっかりと確認しました。(笑)


↑応援メドレーに参加した8人


他大学との交流がかなり少なくなってきていた昨今において、様々な大学の応援団の情報を共有して団員同士で交流することはいい刺激になったと感じています。


メドレー終了後にはパート毎に写真を撮影したり別れを惜しんだりと、親睦を深めるという点でもメドレーに参加してよかったなと思いました。



2018年より開催されていたこの応援団フェスタですが、2020年から2年間は新型コロナウィルスの影響でこのように大きなイベントは開催することが出来ていませんでした。


昨年度から復活した応援団フェスタは、今回の開催において参加団体が最大規模となりより一層大きなイベントとして終演いたしました。


応援団員の数が減少し、伝統が途絶えてしまうかもしれない団体が存在する一方、このような応援団の魅力を発信する機会があることは、応援の伝統を後世に伝えていく良いツールなのだと思います。


↑終演後、参加した各団体と共に(大東大は右側手前)

 


【大東文化大学吹奏楽団ウェブサイト】


【大東文化大学】

閲覧数:160回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page